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太陽「特集:瀧口修造のミクロコスモス」- 1993年 4月号 No.382

太陽「特集:瀧口修造のミクロコスモス」- 1993年 4月号 No.382
☆2024.10.27 再掲
詩人・造形作家・画家・美術評論家など多様な顔をもち、日本におけるシュルレアリスムの理論的支柱として屹立する瀧口修造の特集号。

デカルコマニー、ドローイングからプライベートな通信まで、ものを見つめる眼と、ものに見つめられる眼が交錯するミクロコスモスを概観する。
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私が瀧口さんから学んだのは曖昧ということだ。私自身「あいまいな海」という小文を書いたりしていて、入口はあった。つまり厳しく、というか厳密に見ていくと、曖昧にならざるを得ないということ。
何かものを言うとき、ずばりと言い切った方が外見的にはいさぎよく見える。でもその内部ではいくつもの犠牲が生まれる。

(「曖昧のドン」赤瀬川原平 より)
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◎Contents
▶︎特集:瀧口修造のミクロコスモス
宇宙軸はここに(野中ユリ)
瀧口修造のミクロコスモス(写真 大辻清司、高梨豊、細江英公)
 デカルコマニー
 ドローイン
 ロトデッサン 
 吸取紙
 バーント・ドローイング
 漂流物
 コラージュ
 リバティ・パスポート オリーブの実
 Tokyo Rrose Selavy 1903-1979
 西落合3丁目 オブジェショップ
瀧口修造とは誰か
 没落の華(宮英子)
 大学時代のST(佐藤朔)
 実験工房という“場”(秋山邦春) 
 曖昧のドン(赤瀬川原平)
 画家のための詩人(田辺徹)
 版の精神(谷川渥)
 影どもの住む部屋(大岡信) 
 ブルトンとの出会い(佐谷和彦)
 彼岸のオブジェ(土渕信彦)
 瀧口修造事典(落合実 編)
▶︎新連載
 村上朝日堂 パーカー短編集(村上春樹、絵 安西水丸)
 写真家という仕事〈Tokyo People〉(篠山紀信)
▶︎連載
 モードのフィールドワーク
 食味形容語辞典(大岡玲、絵 南伸坊)
 再び、酒あるいは人(池部良、絵 中澤寿美子)
 ビーグル号航海記(訳 荒俣宏)
 天使のとき(佐野洋子)
 ひつじ飼いの偏愛的道具論(藤門弘、絵 佐々木悟郎)
 日本の不思議な宿(巖谷國士)
 曖昧で面倒な地球(戸井十月、写真 平塚隆 滝田義博)
 KALACHAKRA チベット仏教の秘儀(土崎昌壽)

絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:平凡社
□date of issue:1993年
□size:29x22cm
□page:180
□condition:経年なり・普通 表紙ヤケスレ汚れ傷み

» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
¥1,600 SOLD OUT

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