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私の東京地図(佐多稲子 著)
☆2024.8.18 再掲
佐多稲子は、複雑な生い立ちのもと、小学5年生でキャラメル工場に勤めたのち、職を転々とし、結婚・離婚を体験。
カフェーの女給として働いている時に、プロレタリア文学運動に身を投じ、デビュー作『キャラメル工場から』(昭和5年)をはじめ、自らの体験に取材した作品を多く著した。
本書は、戦後まもなく刊行された連作短篇集。失われた東京という空間、そこに刻まれた歳月に関わった人々の姿を精緻な筆致で描く。
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上野池之端清凌亭のころ、丸善時代、芥川龍之介や中野重治らとの出逢い。非合法活動、結婚、敗戦…住み馴染んだ東京の街、戦禍で失われた街。様々な思い出を、人々の善意と真摯な営みの中に描く。
戦争責任追及の渦中に身を晒しながら自らの過去を探り、心に自らを問い、自らを確かめるように書き刻んだ名作。
(カバー裏紹介文より)
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◎Contents
版画
橋にかかる夢
下町
池之端今昔
挽歌
坂
曲り角
表通り
川
移りゆき
表と裏
道
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:講談社文芸文庫
□date of issue:1989年 初版
□size:15x10.6cm
□page:285
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
佐多稲子は、複雑な生い立ちのもと、小学5年生でキャラメル工場に勤めたのち、職を転々とし、結婚・離婚を体験。
カフェーの女給として働いている時に、プロレタリア文学運動に身を投じ、デビュー作『キャラメル工場から』(昭和5年)をはじめ、自らの体験に取材した作品を多く著した。
本書は、戦後まもなく刊行された連作短篇集。失われた東京という空間、そこに刻まれた歳月に関わった人々の姿を精緻な筆致で描く。
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上野池之端清凌亭のころ、丸善時代、芥川龍之介や中野重治らとの出逢い。非合法活動、結婚、敗戦…住み馴染んだ東京の街、戦禍で失われた街。様々な思い出を、人々の善意と真摯な営みの中に描く。
戦争責任追及の渦中に身を晒しながら自らの過去を探り、心に自らを問い、自らを確かめるように書き刻んだ名作。
(カバー裏紹介文より)
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◎Contents
版画
橋にかかる夢
下町
池之端今昔
挽歌
坂
曲り角
表通り
川
移りゆき
表と裏
道
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:講談社文芸文庫
□date of issue:1989年 初版
□size:15x10.6cm
□page:285
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み
» 小説
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