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木の上の家(ビアンカ・ピッツォルノ 著、長野徹 訳)- イタリアからのおくりもの
8才の少女アグライアと、大人の女性ビアンカは、大の仲良し。都会が嫌になった二人は、野原の真ん中にそびえるカシの木の上に家をつくって、飼い猫といっしょに暮らしはじめる。
二人がつくりあげたのは、ただのツリーハウスではなく、音楽室、アトリエ、温室まで備わり、接木した枝に世界中の果物が実っている、夢のような家。
ところが、同じ木の上に、ひねくれ者のおじいさんが住んでいることがわかってから、コウノトリが赤ちゃんを運んできたり、へんてこな動物たちまで加わって大騒動に……。
人気児童文学作家ビアンカ・ピッツォルノが1984年に発表し、イタリア・アンデルセン賞を受賞した、とびきりゆかいな物語。
挿絵、クェンティン・ブレイク。
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「ぼくたちのキャッチフレーズをしってるかい?」もう一羽のコウノトリがいいました。
「『一週間お試しいただいて、お気に召さなければ、代金はお返しいたします』っていうんだ。赤ん坊の通信販売ってわけさ」
「聞いた?まったく、さいきんは、あきれた人たちがいるもんだわ」ビアンカはアグライアにいいました。
「コウノトリは『人』っていえるかな?」アグライアがたずねました。
「お話のなかだからいいのよ」ビアンカが答えました。
(「5 渡りの季節」より)
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◎Contents
1 ほんとうに変わった木
2 変わり者のおとなりさん
3 木の上のマンション暮らし
4 水を引く
5 渡りの季節
6 コウノトリの贈物
7 木の上のパーティー
8 ベッカリスさんの仕返し
9 ドロテアの卵
10 子どもたちのことば
11 空をとぶよろこび
12 帰ってきたベッカリスさん
13 戦闘
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:汐文社
□date of issue:2006年初版
□size:20.8x15.5cm
□page:141
□condition:経年なり・良好
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
二人がつくりあげたのは、ただのツリーハウスではなく、音楽室、アトリエ、温室まで備わり、接木した枝に世界中の果物が実っている、夢のような家。
ところが、同じ木の上に、ひねくれ者のおじいさんが住んでいることがわかってから、コウノトリが赤ちゃんを運んできたり、へんてこな動物たちまで加わって大騒動に……。
人気児童文学作家ビアンカ・ピッツォルノが1984年に発表し、イタリア・アンデルセン賞を受賞した、とびきりゆかいな物語。
挿絵、クェンティン・ブレイク。
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「ぼくたちのキャッチフレーズをしってるかい?」もう一羽のコウノトリがいいました。
「『一週間お試しいただいて、お気に召さなければ、代金はお返しいたします』っていうんだ。赤ん坊の通信販売ってわけさ」
「聞いた?まったく、さいきんは、あきれた人たちがいるもんだわ」ビアンカはアグライアにいいました。
「コウノトリは『人』っていえるかな?」アグライアがたずねました。
「お話のなかだからいいのよ」ビアンカが答えました。
(「5 渡りの季節」より)
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◎Contents
1 ほんとうに変わった木
2 変わり者のおとなりさん
3 木の上のマンション暮らし
4 水を引く
5 渡りの季節
6 コウノトリの贈物
7 木の上のパーティー
8 ベッカリスさんの仕返し
9 ドロテアの卵
10 子どもたちのことば
11 空をとぶよろこび
12 帰ってきたベッカリスさん
13 戦闘
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:汐文社
□date of issue:2006年初版
□size:20.8x15.5cm
□page:141
□condition:経年なり・良好
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