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キップをなくして(池澤夏樹 著、植田真 カバー絵)
ある初夏の朝、山手線でキップをなくしてしまったイタルは、フタバコと名乗る少女に導かれて、同じようにキップをなくした子供たちとともに、東京駅で「駅の子」として暮らすことになる。
「駅の子」の仕事は、ラッシュ時に電車通学する子供たちを守ること。そのために、時間をとめる不思議な能力が与えられる。
そんな「駅の子」の中に、ミンちゃんという気がかりな子がいた。ミンちゃんは、ご飯を食べない。そして、「私、死んでいるの」と言うのだった……。
子供たちの目線で、生と死の問題をまっすぐに見つめる、珠玉の鉄道ファンタジー。
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フタバコさんは大きな目でじっとイタルの顔を見た。
「さっき、有楽町でわたしが言ったでしょキップをなくしたら駅から出られない、って。キミはこれからわたしたちと一緒に駅で暮らすのよ、ずっと」
(「キップなくす」より)
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◎Contents
キップをなくす
駅の仲間
甲州焼肉弁当
ミンちゃんの話
階段の決闘
精算券とスイカ
駅長さんに会う
駅の子のはじまり
真夜中の目白駅
二回目の会議
函館めぐり
春立の広い空
最後に、上野駅で
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:角川書店
□date of issue:2005年
□size:19.5x13.8cm
□page:293
□condition:経年なり・良好 カバースレ汚れ
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
「駅の子」の仕事は、ラッシュ時に電車通学する子供たちを守ること。そのために、時間をとめる不思議な能力が与えられる。
そんな「駅の子」の中に、ミンちゃんという気がかりな子がいた。ミンちゃんは、ご飯を食べない。そして、「私、死んでいるの」と言うのだった……。
子供たちの目線で、生と死の問題をまっすぐに見つめる、珠玉の鉄道ファンタジー。
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フタバコさんは大きな目でじっとイタルの顔を見た。
「さっき、有楽町でわたしが言ったでしょキップをなくしたら駅から出られない、って。キミはこれからわたしたちと一緒に駅で暮らすのよ、ずっと」
(「キップなくす」より)
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◎Contents
キップをなくす
駅の仲間
甲州焼肉弁当
ミンちゃんの話
階段の決闘
精算券とスイカ
駅長さんに会う
駅の子のはじまり
真夜中の目白駅
二回目の会議
函館めぐり
春立の広い空
最後に、上野駅で
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:角川書店
□date of issue:2005年
□size:19.5x13.8cm
□page:293
□condition:経年なり・良好 カバースレ汚れ
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