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おしゃれの文化史(春山行夫 著、佐藤晃一 装幀)

おしゃれの文化史(春山行夫 著、佐藤晃一 装幀)
『美容研究』(資生堂美容研究所 刊)に連載された「美容の歴史」をもとに、化粧と化粧品の民俗・文化史をまとめたもの。本書の続刊として、髪や美容外科などへとテーマをひろげた「PART 2 / PART 3」の2冊が刊行されている。

詩人であり数多くの博物誌・文化史を手がけた春山行夫が晩年に刊行した、「おしゃれの文化史」の集大成。モノクロ図版、多数収録。

装幀は、資生堂宣伝部出身のグラフィックデザイナー、佐藤晃一。
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西洋ではいつの頃からか、左右のマユがくっついているのは悪いきざしだといわれるようになり、今日でもそういう女性は「婚礼の服をつくることができない」といわれている土地がある。(略)
余談であるが、私の子供のころ、私の母は子供たちのマユにカミソリをあてる時、マユのあいだが狭い人は世間がせまいといっていた。わが国でも古い時代にはそんな言い伝えがあって、それを母が覚えていたものらしい。

(「マユのフォークロア」 より)
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◎Contents
化粧とおしゃれ ― 用語のいろいろ
顔の化粧 ― 顔に色をぬった歴史
眼の魅力
まつげのおしゃれ
マユの美しさ
オシロイ
ルージュと口紅
歯のフォークロア
皮膚の手入れ
バック
肌の色
ソバカス
日焼けの流行
乳房とコルセット
ひらかれた胸
手の表現するもの
マニキュア
ペディキュア
香水
ローズ・ウォーター ― 化粧水1
ハンガリー水 ― 化粧水2
オーデコロン ― 化粧水3
ラヴェンダー水 ― 化粧水4
頭髪香水 ― 化粧水5
ローション
香油 ― クリームの起源
クリーム
ポマード

絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:平凡社
□date of issue:1984年
□size:19x13.5cm
□page:292
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ
小口点茶シミ 裏見返しラベル剥がし跡

» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
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