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旅(谷川俊太郎 詩、香月泰男 画)
☆2024.1.8 再掲
詩人と洋画家、二人の芸術家の魂の邂逅によって生まれた、大判の美しい詩画集。1952年に『二十億光年の孤独』で世に出た谷川俊太郎は、この作品を分岐点として、70年代以降、新たな詩作への《旅》を開始する。
表紙に「画家の香月泰男さんと1966年秋ニューヨークでお会いし、一緒にハドソン河上流へドライヴした。〈旅〉の連作はその年から翌年にかけての旅行の経験にもとづいています」と記されている。
25篇の連作詩(旅・鳥羽・anonym)と抽象絵画を、二つ折りの紙面に封じ込め、クロス装中帙・函に収めた、趣向を凝らした装幀となっている。
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ここにいま 私はいる
ほんとうにここにいるから
ここにいるような気がしないだけ
記憶の中でなら
話すこともできるのに
いまはただここに
私はいる
(「旅 ― 1」)
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◎Contents
旅 ― 1 2 3 4 5 6 7 8
鳥羽 ― 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 addendum
anonym ― 1 2 3 4 5 6
ハードカバー クロス装中帙入 無綴装 函あり
□publisher:求龍堂
□date of issue:1970年
□size:26x26cm
□page:28丁
□condition:経年なり・普通 函スレ汚れ薄ヤケ
小剥がれ1カ所(写真7枚目)、テープ補修跡2カ所(写真8枚目)
» 詩歌・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326667
詩人と洋画家、二人の芸術家の魂の邂逅によって生まれた、大判の美しい詩画集。1952年に『二十億光年の孤独』で世に出た谷川俊太郎は、この作品を分岐点として、70年代以降、新たな詩作への《旅》を開始する。
表紙に「画家の香月泰男さんと1966年秋ニューヨークでお会いし、一緒にハドソン河上流へドライヴした。〈旅〉の連作はその年から翌年にかけての旅行の経験にもとづいています」と記されている。
25篇の連作詩(旅・鳥羽・anonym)と抽象絵画を、二つ折りの紙面に封じ込め、クロス装中帙・函に収めた、趣向を凝らした装幀となっている。
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ここにいま 私はいる
ほんとうにここにいるから
ここにいるような気がしないだけ
記憶の中でなら
話すこともできるのに
いまはただここに
私はいる
(「旅 ― 1」)
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◎Contents
旅 ― 1 2 3 4 5 6 7 8
鳥羽 ― 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 addendum
anonym ― 1 2 3 4 5 6
ハードカバー クロス装中帙入 無綴装 函あり
□publisher:求龍堂
□date of issue:1970年
□size:26x26cm
□page:28丁
□condition:経年なり・普通 函スレ汚れ薄ヤケ
小剥がれ1カ所(写真7枚目)、テープ補修跡2カ所(写真8枚目)
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