Item
フムの木の日々(ヨシカワヨシオ 著) ★新本
☆2023.12.30 再掲
この物語の主人公は、「ふむ、ふむ」といつも何かを考えている、「フムの木」たち。
とある山の中に、フムの木の森がひろがっています。きこりの手によって伐り出され、森に別れを告げたフムの木たちは、さまざまな場所で、さまざまな「モノ」に生まれ変わります。そして、「ふむ、ふむ」と何かを考えながら、人間たちの人生を眺めているのです……。
どこか懐かしく、すこし謎めいた、9つの物語。連作短篇集。
---------------------------------------
1 森の日々
どこかの、とある山の中に、フムの木の森がひろがっています。
みなさんは、フムの木というのを知っていますか。
「ふむ、ふむ」と、いつも何かを考えているので、フムの木というのです。
けものや、虫や、鳥や、草花たち、この世界に生きるものたちは、フムの木が「ふむ、ふむ」と考えをめぐらせていることを、よく知っています。ただ人間だけが、フムの木が「ふむ、ふむ」といつも何かを考えていることを、知らずに生きているのです。
---------------------------------------
◎Contents
1 森の日々
2 板べいの日々
3 小箱の日々
4 テーブルの日々
5 ベンチの日々
6 柱の日々
7 木琴の日々
8 道しるべの日々
9 切り株の日々
ソフトカバー
□publisher:フラスコ書房
□date of issue:2016年
□size:18x11cm
□page:63
□condition:新本
★こちらは新本となります。商品代金は送料を含みます。
» 新本
https://narda.thebase.in/categories/5638277
この物語の主人公は、「ふむ、ふむ」といつも何かを考えている、「フムの木」たち。
とある山の中に、フムの木の森がひろがっています。きこりの手によって伐り出され、森に別れを告げたフムの木たちは、さまざまな場所で、さまざまな「モノ」に生まれ変わります。そして、「ふむ、ふむ」と何かを考えながら、人間たちの人生を眺めているのです……。
どこか懐かしく、すこし謎めいた、9つの物語。連作短篇集。
---------------------------------------
1 森の日々
どこかの、とある山の中に、フムの木の森がひろがっています。
みなさんは、フムの木というのを知っていますか。
「ふむ、ふむ」と、いつも何かを考えているので、フムの木というのです。
けものや、虫や、鳥や、草花たち、この世界に生きるものたちは、フムの木が「ふむ、ふむ」と考えをめぐらせていることを、よく知っています。ただ人間だけが、フムの木が「ふむ、ふむ」といつも何かを考えていることを、知らずに生きているのです。
---------------------------------------
◎Contents
1 森の日々
2 板べいの日々
3 小箱の日々
4 テーブルの日々
5 ベンチの日々
6 柱の日々
7 木琴の日々
8 道しるべの日々
9 切り株の日々
ソフトカバー
□publisher:フラスコ書房
□date of issue:2016年
□size:18x11cm
□page:63
□condition:新本
★こちらは新本となります。商品代金は送料を含みます。
» 新本
https://narda.thebase.in/categories/5638277