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天使になる夜(立原えりか 文、宇野亜喜良 絵)
☆2023.12.19 再掲
立原えりかによるファンタジーに、3人のイラストレーターが彩りをそえる「クリスマス・ブック」全3巻のうちの一冊。
クリスマスイブのパーティで、高校生のさゆりは「そよ風のひたい」と名乗る天使と出会う。「ひと晩だけあなたも天使になって、ぼくといっしょにいてくれる?」という誘いにのって、奇蹟のような夜がはじまる。
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「わたしは天使のつばさにつかまって空をとんでる。子どものころは、よく考えたの、鳥みたいにとんでみたいって……ほんとうにそうなるなんて思わなかった」
つばやくわたしに、そよ風のひたいは言いました。
「寒かったら、ぼくのケープにくるまるといいよ」
寒くはありませんでした。そよ風のひたいはしなやかであたたかく、ほんのりあまい花のかおりがします。
「まず教会に行ってみよう。」
(本文より抜粋)
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絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:大日本図書
□date of issue:1992年 初版
□size:24x18.8cm
□page:47
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ 背薄ヤケ
» 絵本・ピクチャーブック
https://narda.thebase.in/categories/1326659
立原えりかによるファンタジーに、3人のイラストレーターが彩りをそえる「クリスマス・ブック」全3巻のうちの一冊。
クリスマスイブのパーティで、高校生のさゆりは「そよ風のひたい」と名乗る天使と出会う。「ひと晩だけあなたも天使になって、ぼくといっしょにいてくれる?」という誘いにのって、奇蹟のような夜がはじまる。
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「わたしは天使のつばさにつかまって空をとんでる。子どものころは、よく考えたの、鳥みたいにとんでみたいって……ほんとうにそうなるなんて思わなかった」
つばやくわたしに、そよ風のひたいは言いました。
「寒かったら、ぼくのケープにくるまるといいよ」
寒くはありませんでした。そよ風のひたいはしなやかであたたかく、ほんのりあまい花のかおりがします。
「まず教会に行ってみよう。」
(本文より抜粋)
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絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:大日本図書
□date of issue:1992年 初版
□size:24x18.8cm
□page:47
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ 背薄ヤケ
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