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夢声自伝〈上 / 中 / 下〉三冊セット(徳川夢声 著)

夢声自伝〈上 / 中 / 下〉三冊セット(徳川夢声 著)
徳川夢声は、大正時代に活動写真の弁士として世に出るも、トーキーの出現により俳優に転身。『宮本武蔵』のラジオ朗読で人気を博し、戦後は名司会者として黎明期のテレビ番組で活躍した。

明治・大正・昭和を股にかけた、七十年におよぶ波瀾万丈の人生を名調子で語りあげる。近現代日本の世相史、芸能史、放送史としても、無類の面白さに満ちた自伝。
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カバー裏紹介文

▶︎上巻〈明治・大正篇〉
東京府立一中から旧制一高を受験。エリートへの花道だったが、寄席通いが過ぎて挫折、福原少年は活動写真の弁士になる。異例の大転回だ。映画館を転々とするうち、大辻司郎らの良き仲間を得た。関東大震災はあったものの、大正リベラリズムにひたり、すばらしい青春だった。徳川夢声なる芸人誕生の頃の回想。

▶︎中巻〈昭和篇 1〉
昭和四年、日本にトーキーが上陸、弁士らは無用になってしまう。そこで古川ロッパらと「笑の王国」を結成。演劇に乗り出した。映画にも出て役者業は順調に。だが徳川夢声に名を一躍全国的にしたのは発展途上のラジオ。昭和十四年秋放送の「宮本武蔵」は、彼を放送界のスターに仕立てた。放送史の裏側を語る。

▶︎下巻〈昭和篇 2〉
東京を動けず、空襲にさらされた暗い戦時下に比べ、戦後はのどかな生活をよみがえらせた。そして放送の急激な進歩。テレビや民放の登場。得がたいタレントとして夢声は引っぱりだこになり、多忙をきわめる。他方では海外旅行をし、家族にめぐまれる幸せな人生だった。飄々たる筆致で七十年を語った爽やかな自伝。

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絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:講談社文庫
□date of issue:1978年 初版
□size:14.8x10.6cm
□page:472 / 396 / 387
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ痛み
小口点茶シミ 背小破れ

» 評伝・ノンフィクション
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