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老嬢は今日も上機嫌(吉行和子 著)
70代を迎えて、ますます軽やかに日々を生きる女優・吉行和子。その原動力となっている、家族、友人、仕事、旅、本などに寄せる思いを縦横に綴ったエッセイ集。
最後の章「日々を生き、日々を詠む」は、雑誌『俳句αあるふぁ』での連載をまとめたもの。日々のあれこれの出来事を織り込みながら、「窓烏」(まどがらす)という俳号で詠んだ自らの句と、お気に入りの俳人たちの名句を紹介している。
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それだけ長く生きている私だが、まだまだ上がわが家にはいる。母のあぐりは七月で百一歳になる。動きは制限されたが頭はしっかりしている。「貴女とのお別れも刻一刻と迫って来てるわね」とあっさり言っている。そう言いつつ、三度の食事は私よりちゃんと実行している。たいしたものだ。
新緑や百一歳の目に楽し 窓烏
(「日々を生き、日々を詠む」より)
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◎Contents
生まれた街で
ここで生まれ……暮らした
父エイスケと母あぐり
遊び場は「人気役者の家」 ほか
人間というものは I
小説は面白い
霧のミラノ空港
あぐり、初めてのヨーロッパ ほか
本と暮らす日々
ユーモアいっぱいの日記
幻想と現実の間
料理本に誘われて台所へ ほか
人間というものはⅡ
正しい日本語と出合う
女三人乱れ咲き
「面白そう!」が原動力 ほか
日々を生き、日々を詠む
わが家のキッチン
歌に生き、恋に生き
ビバ、百歳 ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:新潮文庫
□date of issue:2011年 初版
□size:15x10.5cm
□page:283
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷み
裏表紙ラベル剥がし跡
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
最後の章「日々を生き、日々を詠む」は、雑誌『俳句αあるふぁ』での連載をまとめたもの。日々のあれこれの出来事を織り込みながら、「窓烏」(まどがらす)という俳号で詠んだ自らの句と、お気に入りの俳人たちの名句を紹介している。
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それだけ長く生きている私だが、まだまだ上がわが家にはいる。母のあぐりは七月で百一歳になる。動きは制限されたが頭はしっかりしている。「貴女とのお別れも刻一刻と迫って来てるわね」とあっさり言っている。そう言いつつ、三度の食事は私よりちゃんと実行している。たいしたものだ。
新緑や百一歳の目に楽し 窓烏
(「日々を生き、日々を詠む」より)
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◎Contents
生まれた街で
ここで生まれ……暮らした
父エイスケと母あぐり
遊び場は「人気役者の家」 ほか
人間というものは I
小説は面白い
霧のミラノ空港
あぐり、初めてのヨーロッパ ほか
本と暮らす日々
ユーモアいっぱいの日記
幻想と現実の間
料理本に誘われて台所へ ほか
人間というものはⅡ
正しい日本語と出合う
女三人乱れ咲き
「面白そう!」が原動力 ほか
日々を生き、日々を詠む
わが家のキッチン
歌に生き、恋に生き
ビバ、百歳 ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:新潮文庫
□date of issue:2011年 初版
□size:15x10.5cm
□page:283
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷み
裏表紙ラベル剥がし跡
» 随筆・エッセイ
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