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ふたりのロッテ(エーリヒ・ケストナー 著、高橋健二 訳)- 岩波少年文庫

ふたりのロッテ(エーリヒ・ケストナー 著、高橋健二 訳)- 岩波少年文庫
戦前に発表した『エミールと探偵たち』『飛ぶ教室』などによって世界的に知られる児童文学者となったドイツのエーリヒ・ケストナーが、1949年に発表した戦後の代表作。

ふたごとして生まれたロッテとルイーゼは、ものごころがつく前に両親が離婚し、父と母にそれぞれ別々にひきとられて、おたがいの存在を知らずに育てられる。

9歳の夏にスイスの林間学校で偶然めぐりあい、自分たちがふたごだったことを知ったふたりは、別れた両親を仲なおりさせて一緒に暮らすことができるように、秘密の計画を実行にうつす……。

2006年に新訳が刊行されるまで、半世紀以上にわたって多くの人々に読み継がれてきた旧訳版。
挿絵、ワルター・トリヤー。
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ルイーゼはおとなしいお下げにし(ほかの点でもせいぜいおとなしくて)、ロッテをよそおって、おかあさんのところへ帰るのです。おかあさんといっても写真でしか知らないのに。― 他方、ロッテは、髪をほどいて、できるかぎり陽気に活発にしてウィーンのおとうさんのところへいくのです!

(本文より)
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◎Contents
1 ビュールゼー湖のほとりのゼービュール村
2 ふたりのロッテちゃん
3 子どもたちを二つにわけてよいでしょうか
4 陰謀が進行中
5 楽長パルフィー氏の複雑な内面生活
6 ミュンヘンの最初の夜と、ウィーンの最初の夜
7 ケルナー夫人はじぶんを責めます
8 ゲルラハ嬢はからだじゅう耳にします
9 ルイーゼはあらましを白状します
10 ウィーンへの飛行機の席ふたつ
11 両親はさがって相談します
12 「ふたごばかり!」

絶版または版元品切れ(2006年 新訳版刊行)
ソフトカバー ダストカバー
□publisher: 岩波少年文庫
□date of issue:1992年 51刷(1975年 19刷改版/1950年 初版)
□size:17.3x11.2cm
□page:220
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ
小口点茶シミ

» 小説
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