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季刊銀花 17号「特集:日本草木童戯集 / 夢師・初山滋=その童画の世界」

季刊銀花 17号「特集:日本草木童戯集 / 夢師・初山滋=その童画の世界」
『銀花』は、1967年に『ミセス』から派生した文化誌として創刊。1970年に杉浦康平のアートディレクションによって新創刊し、2010年まで刊行された。

毎回、2つの「特集」を深く掘り下げ、ダブル表紙の緻密なアートワークでイメージ化を図っていた。

特集① 日本草木童戯集:
古来、子どもたちが身近な植物などを用いて作り出した遊び道具が、日本の「玩具」のルーツだと考えられている。日本各地で伝承されてきた「ちいさい芸術」の数々を紹介。

特集② 夢師・初山滋=その童画の世界:
初山滋が1973年に76歳で逝去した翌年に編まれた特集。
黒白の画面構成の緻密さに圧倒される「シンドバッドの冒険」は、大正時代に雑誌『女学生』に掲載された作品。同誌の編集者だった野尻抱影が原画を保管していたもので、抱影は「生涯の仕事の中で、これが最高の傑作なのではないか」と評している。
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初山滋は「子供を意識して描いたことは一度もない」という。自分の広い世界で自由に遊んだ画家にとって、子供の思惑への考慮は必要なかったのだ。この画家の心そのものが童心なのである。

(「懐かしい絵本」より)
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◎Contents
特集① 日本草木童戯集
 植物遊び・童たちの〝ちいさい芸術〟(熊谷清司)
特集② 夢師・初山滋=その童画の世界
  かわいいという言葉が絵になったら…
  懐かしい絵本
  滋好み
  戯れ好き
  蔵書票
  年賀状
  滋本
  装幀
  伊達者の遊び
  鋸と箱
 初山滋画「シンドバッドの冒険」
 初山滋の人と仕事(堀尾青史)
 初山滋の版画・版に溢れた「藍の抒情」(料治熊太)
 初山滋の一時期(島多訥郎)
李朝の木工(池田三四郎)
手習いと創造・白井晟一のものの考え方(海上雅臣)
明治の印判染付
奥三河の花祭り
墨・その美と用 ほか

絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:文化出版局
□date of issue:1974年
□size:25.8x18.2cm
□page:182
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み 背小剥がれ
経年シミ

» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
¥1,000

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