Item
美少女論 ー 宝石を見詰める女(稲垣足穂 著、まりの・るうにい 装画)
地上のエロスを抽象世界に高めるタルホの女性論アンソロジー。表題作「美少女論」「宝石を見詰める女」をはじめ、1927年から1974年までの半世紀にわたって書かれた16の作品を編んだ随想集。
1974年に刊行された多留保集・全8巻中の第1巻『宝石を見詰める女』の新装版。
装幀、戸田ツトム。装画、まりの・るうにい。
-------------------------
美少女とは云うが、容貌の美しい人のみを指すのではないことを断っておく。だれしもが美人になることはできない。それに典型的な美は美とは云えぬ。(略)
けだし美人とは常に何らかの象徴であり、われわれの現実とは決してそんなものではないからだ。人間はマネキン人形であってはならない。
(「美少女論」-『新潮』1948年12月号 より)
-------------------------
◎Contents
Ⅰ
旧友の手紙
美少女論
「ニセモノ」としての美女
男と女
タルホ一家言
初っちゃんの話
みんな楽しい神様 — わが家の女たち
二人の女弟子 — 梁雅子と山本浅子
宝石を見詰める女
耳かくしの彼方
Ⅱ
牡蠣 — Aさんとその恋人の話
モンパリー
モーリッツは生きている
蜩
愚かなる母の記
美しき穉き婦人に始まる
解説:「道徳と法則」加藤郁乎
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:潮出版
□date of issue:1986年 新装初版
□size:18.8x13cm
□page:274
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ 背ヤケ退色
裏見返し ラベル剥がし跡 本文ページ端折れ4カ所
★写真にはっきり写っていませんが表紙に縦の折れ目があります
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
1974年に刊行された多留保集・全8巻中の第1巻『宝石を見詰める女』の新装版。
装幀、戸田ツトム。装画、まりの・るうにい。
-------------------------
美少女とは云うが、容貌の美しい人のみを指すのではないことを断っておく。だれしもが美人になることはできない。それに典型的な美は美とは云えぬ。(略)
けだし美人とは常に何らかの象徴であり、われわれの現実とは決してそんなものではないからだ。人間はマネキン人形であってはならない。
(「美少女論」-『新潮』1948年12月号 より)
-------------------------
◎Contents
Ⅰ
旧友の手紙
美少女論
「ニセモノ」としての美女
男と女
タルホ一家言
初っちゃんの話
みんな楽しい神様 — わが家の女たち
二人の女弟子 — 梁雅子と山本浅子
宝石を見詰める女
耳かくしの彼方
Ⅱ
牡蠣 — Aさんとその恋人の話
モンパリー
モーリッツは生きている
蜩
愚かなる母の記
美しき穉き婦人に始まる
解説:「道徳と法則」加藤郁乎
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:潮出版
□date of issue:1986年 新装初版
□size:18.8x13cm
□page:274
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ 背ヤケ退色
裏見返し ラベル剥がし跡 本文ページ端折れ4カ所
★写真にはっきり写っていませんが表紙に縦の折れ目があります
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663