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草間彌生 2004-2005 図録
生と、性と、永遠の反復……。少女期の絵画から、1960年代〜70年代のアメリカでのオブジェ、アートワーク、パフォーマンス、そして壮麗な展開を見せる80年代以降の作品群まで、草間彌生が人生をかけて創造し続けた主要作品を収録。
2004年から2005年に、東京、京都、広島、熊本、松本で開催された展覧会のために制作された、圧巻の図録。
各章の扉に掲げられたポートレートの強い眼差しに、魂を射抜かれる思いがする。
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私は死んでもなお且つもっと深くもっと広々とはばたき、今よりも一層、大きい力をたくわえて、宇宙の果てまでも、のびでいきたい。そのことを考えると、夜はねむりがたく、私の生涯を今迄支えてきた命の限りの創造のエネルギーは深夜の私を目覺めさせる。
生と死や愛についての思いが心の中に湧きかえってしまうので、ベッドに起きて筆をとって紙に向かう。耐えがたいこの孤獨。そしてそれを乗りこえるべく沈思のめくるめく斗いをつづけて今日まで生きてきたのだ。
(「創造へのプロセス」草間彌生 より)
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◎Contents
あいさつ
創造のプロセス(草間彌生)
鎮魂と再生 ー 草間彌生の芸術(松本透)
魂のおきどころ(澁田見彰)
草間彌生の創造の展開 ー ニューヨーク時代における(出原均)
ディスクレシアの記憶の海へ ー 私的憧憬の告白として(南嶌宏)
▶︎図版
1939
1952年 個展 / 西丸四方との出会い / 東京での個展(渡米前)
1952
1955
無限の網 / ソフト・スカルプチュア / オブジェから空間へ
ヨーロッパの草間彌生
1963
草間彌生 ー 鏡のなかの宇宙
1977
草間彌生の小説 ー その映像的体験
国際現代美術センター(CICA)での回顧展
ヴェネツィア・ヴィエンナーレ ダブル・クサマ・ショック
顕わになった生命性 ー 草間彌生の野外彫刻とパブリック・アート
1989
年譜
文献目録
作品リスト
表紙撮影:ホンマタカシ
絶版または版元品切れ
ハードカバー
□publisher:東京国立近代美術館 ほか
□date of issue:2004年 3版
□size:26.5x25.5cm
□page:298
□condition:経年なり・良好
» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
2004年から2005年に、東京、京都、広島、熊本、松本で開催された展覧会のために制作された、圧巻の図録。
各章の扉に掲げられたポートレートの強い眼差しに、魂を射抜かれる思いがする。
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私は死んでもなお且つもっと深くもっと広々とはばたき、今よりも一層、大きい力をたくわえて、宇宙の果てまでも、のびでいきたい。そのことを考えると、夜はねむりがたく、私の生涯を今迄支えてきた命の限りの創造のエネルギーは深夜の私を目覺めさせる。
生と死や愛についての思いが心の中に湧きかえってしまうので、ベッドに起きて筆をとって紙に向かう。耐えがたいこの孤獨。そしてそれを乗りこえるべく沈思のめくるめく斗いをつづけて今日まで生きてきたのだ。
(「創造へのプロセス」草間彌生 より)
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◎Contents
あいさつ
創造のプロセス(草間彌生)
鎮魂と再生 ー 草間彌生の芸術(松本透)
魂のおきどころ(澁田見彰)
草間彌生の創造の展開 ー ニューヨーク時代における(出原均)
ディスクレシアの記憶の海へ ー 私的憧憬の告白として(南嶌宏)
▶︎図版
1939
1952年 個展 / 西丸四方との出会い / 東京での個展(渡米前)
1952
1955
無限の網 / ソフト・スカルプチュア / オブジェから空間へ
ヨーロッパの草間彌生
1963
草間彌生 ー 鏡のなかの宇宙
1977
草間彌生の小説 ー その映像的体験
国際現代美術センター(CICA)での回顧展
ヴェネツィア・ヴィエンナーレ ダブル・クサマ・ショック
顕わになった生命性 ー 草間彌生の野外彫刻とパブリック・アート
1989
年譜
文献目録
作品リスト
表紙撮影:ホンマタカシ
絶版または版元品切れ
ハードカバー
□publisher:東京国立近代美術館 ほか
□date of issue:2004年 3版
□size:26.5x25.5cm
□page:298
□condition:経年なり・良好
» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
