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季刊銀花 121号「特集:再生の美に挑む人たち / 土に生きる画家の89年」

季刊銀花 121号「特集:再生の美に挑む人たち / 土に生きる画家の89年」
『銀花』は、1967年に『ミセス』から派生した文化誌として創刊。1970年に杉浦康平のアートディレクションによって新創刊し、2010年まで刊行された。

毎回、2つの「特集」を深く掘り下げ、ダブル表紙の緻密なアートワークでイメージ化。2000年代に入り、第3の「特集」が組み込まれるようになった。

特集① 捨てない。ー 再生の美に挑む人たち:
ぼろを裂いた布を緯糸に用いて織り上げる「裂織り」、反故紙を撚りあわせた糸で織り上げる「紙布」など、現代に受け継がれた「再生の美」の表現者たちを紹介する。

特集② じょっぱり ー 土に生きる画家、常田健の89年:
故郷・津軽に腰を据えて、りんごを育てる手で絵筆を握り、土蔵のアトリエで創作を続けてきた画家にスポットを当てる。

特集③ 緑の米、米の紙 ー 米の国ヴェトナムを歩く
熟す前に収穫することによって得られる「緑の米」を使った縁起餅をはじめ、ヴェトナムならではの豊かな食の世界を紹介する。
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例えば、裂織り、そして紙布。布や紙は、使い古され、役を終えれば、細く裂かれ、撚られて糸となり新たな命を宿す布に姿を変える。現代まで連なる古人の情愛の遺産。

(「捨てない。ー 再生の美に挑む人たち」より)
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◎Contents
特集① 捨てない。ー 再生の美に挑む人たち
 裂織りの新しい風(公文和洋子、坂本和子、岡嶋多紀)
 インドの裂織り〝チンディ・ダリー〟をたずねて
 反故紙の美(草川メイ)
 海を渡った紙布 ー ネパール、シュレスター一家の試み
「たばっとく」こころと「生かす」わざ
 織り目の力、糸目の力(村田喜代子)
特集② じょっぱり ー 土に生きる画家、常田健の89年
 常田健という男(筑紫哲也、辺見じゅん ほか)
急がない暮し ー 伊那谷の織り人、イエルカと悦子
花酔い ー みちのく夜桜紀行
伯耆国の「一式飾り」(内澤旬子)
特集③ 緑の米、米の紙 ー 米の国ヴェトナムを歩く
 ドクター・ファーマーと稲作の近代化
 米を使ったヴェトナム料理
オモニの味、オモニの心
掌中の骨董屋 ー 秋山利明が創る小さな数寄屋
〝手〟をめぐる四百字
 内山節、那珂太郎、宮迫千鶴、柳家小満ん
一所懸命 ー 石橋一哉の仕事
書物雑記 ほか

絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:文化出版局
□date of issue:2000年
□size:25.8x18.2cm
□page:196
□condition:経年なり・普通 カバースレ少汚れ傷み

» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
¥1,000 SOLD OUT

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