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季刊銀花 78号「特集：対馬国・風と土の祀り / 村越襄・祈りの絵巻」
『銀花』は、1967年に『ミセス』から派生した文化誌として創刊。1970年に杉浦康平のアートディレクションによって新創刊し、2010年まで刊行された。
毎回、2つの「特集」を深く掘り下げ、ダブル表紙の緻密なアートワークでイメージ化を図っていた。
特集① 対馬国・風と土の祀り：
古来より、数多くの人が、技が、神々が降り立った東海の孤島「対馬」。その祭祀と習俗を、写真家・宮嶋康彦がレンズと文章で描き出す。
特集② 村越襄・祈りの絵巻：
日本のデザイン界を牽引したアートディレクター・村越㐮がたどりついた祈りのデザイン「蓮華幻相展」をレポートする。
「銀花」の〝もどき〟として画家・川岸富士男が手づくりで作成する個人誌『翠花』についての小特集も興味深い。
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対馬からは大陸の東の端の一部がみえる。朝鮮半島のきっ尖に横たわる山並みを望み、夜には釜山の街のネオンサインがみえる。
ずっとむかし、そこから何かがやってきて、いまの暮しを形成した。けれども、何かは、歴史の彼方へ暮れようとしている。神や人や獣。
（「渡海 ー ぼくの対馬紀行」宮嶋康彦 より）
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◎Contents
特集① 対馬国・風と土の祀り
渡海 ー ぼくの対馬紀行（宮嶋康彦）
赤米伝説
古法のままに、深夜の神事
禽鹿の径の如し
お日照り様の棲む里
お正月様と亀卜
海の彼方より
傷を負う仏たち
野にみちる祈り
李陶にならう ー 對州窯・小林東五の孤高
特集② 村越襄・祈りの絵巻
蓮華に託す鎮魂歌（村越㐮）
風の止む一瞬 ー 「蓮華幻相」撮影雑感（鈴木薫）
風を映す藍布＝福本潮子の染色
清香園、李康則さんのやきもの
山鳩 ー 会津八一と紀伊子（倉橋羊村）
よみがえるピアニスト田中希代子（松井邦雄）
沖縄・海神祭、ニライカナイの神との交歓
工芸彩譜・夏 ー 藍（杉浦澄子）
声嗄れたときが死ぬとき ー 新内・岡本文弥九十四歳
大正昭和浪漫小説再読⑧ 爪（牧野信一）
馬を娶った吟遊詩人（渡辺一考）
ひとり工房、翠花さんの本
絵本作家・米山永一さんのアコーディオン物語
硯の詩＝大沢義寛の陰翳礼讃
奥沢書屋随想十七『レ・ミゼラブル』（高田宏）
赤城南麓のて仕事人たち
空華萬遊＝京都花街味な店めぐり（佐藤禎三）
銀花薫章＝岩城宏之さん
語りやめることのできない客人たち（木島始）
書物雑記 ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher：文化出版局
□date of issue：1989年
□size：25.8x18.2cm
□page：196
□condition：経年なり・普通 カバースレ少汚れ傷み
» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
毎回、2つの「特集」を深く掘り下げ、ダブル表紙の緻密なアートワークでイメージ化を図っていた。
特集① 対馬国・風と土の祀り：
古来より、数多くの人が、技が、神々が降り立った東海の孤島「対馬」。その祭祀と習俗を、写真家・宮嶋康彦がレンズと文章で描き出す。
特集② 村越襄・祈りの絵巻：
日本のデザイン界を牽引したアートディレクター・村越㐮がたどりついた祈りのデザイン「蓮華幻相展」をレポートする。
「銀花」の〝もどき〟として画家・川岸富士男が手づくりで作成する個人誌『翠花』についての小特集も興味深い。
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対馬からは大陸の東の端の一部がみえる。朝鮮半島のきっ尖に横たわる山並みを望み、夜には釜山の街のネオンサインがみえる。
ずっとむかし、そこから何かがやってきて、いまの暮しを形成した。けれども、何かは、歴史の彼方へ暮れようとしている。神や人や獣。
（「渡海 ー ぼくの対馬紀行」宮嶋康彦 より）
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◎Contents
特集① 対馬国・風と土の祀り
渡海 ー ぼくの対馬紀行（宮嶋康彦）
赤米伝説
古法のままに、深夜の神事
禽鹿の径の如し
お日照り様の棲む里
お正月様と亀卜
海の彼方より
傷を負う仏たち
野にみちる祈り
李陶にならう ー 對州窯・小林東五の孤高
特集② 村越襄・祈りの絵巻
蓮華に託す鎮魂歌（村越㐮）
風の止む一瞬 ー 「蓮華幻相」撮影雑感（鈴木薫）
風を映す藍布＝福本潮子の染色
清香園、李康則さんのやきもの
山鳩 ー 会津八一と紀伊子（倉橋羊村）
よみがえるピアニスト田中希代子（松井邦雄）
沖縄・海神祭、ニライカナイの神との交歓
工芸彩譜・夏 ー 藍（杉浦澄子）
声嗄れたときが死ぬとき ー 新内・岡本文弥九十四歳
大正昭和浪漫小説再読⑧ 爪（牧野信一）
馬を娶った吟遊詩人（渡辺一考）
ひとり工房、翠花さんの本
絵本作家・米山永一さんのアコーディオン物語
硯の詩＝大沢義寛の陰翳礼讃
奥沢書屋随想十七『レ・ミゼラブル』（高田宏）
赤城南麓のて仕事人たち
空華萬遊＝京都花街味な店めぐり（佐藤禎三）
銀花薫章＝岩城宏之さん
語りやめることのできない客人たち（木島始）
書物雑記 ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher：文化出版局
□date of issue：1989年
□size：25.8x18.2cm
□page：196
□condition：経年なり・普通 カバースレ少汚れ傷み
» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
