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ロザニー姫と浮気な王子さま(アーサー・クィラ・クーチ 著、カイ・ニールセン 画、岸田理生 訳、宇野亜喜良 装幀)
イギリスの作家クィラ・クーチが、ヨーロッパの古い妖精物語をもとに編んだ『パウダー・アンド・クリノリン』(1913年)全7話から、表題作「ロザニー姫と浮気な王子さま」ほか4話を収めた作品集。
当時まったく無名だったデンマークのカイ・ニールセンが描いた、精緻な美しさをたたえるカラー挿絵13点が本書の魅力を高めている。
邦訳は、作家・翻訳家の岸田理生。装幀、宇野亜喜良。
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「妖精の特権は長生きできること。でも、一週間に一度は何かに変身しなくてはならず、そんなとき事故が起こりやすいので、妖精たちはたびたび変身事故で死ぬのです」
とはじまる表題作「ロザニー姫と浮気な王子さま」は、妖精の女王の座を自分のものにしようとする二人の妖精の力くらべの物語です。(略)
一人の妖精の名付け子の王子は、まるで光源氏のように美しく、次々と女の子たちに恋をしていくのですが、読んでいると「生きる」ということの哀しさ、はかなさがふとページの奥の闇から立ちのぼってきて、考えこんでしまうこともあったのです。
(「はじめに」岸田理生 より)
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◎Contents
ロザニー姫と浮気な王子さま
十二人の踊る姫君
笑わぬ男
ロシア皇后のすみれ
解説:荒俣宏
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:新書館
□date of issue:1981年 初版
□size:24.7x19cm
□page:93
□condition:経年なり・普通 カバー汚れ上部ヨレ
★商品写真を撮影し直し、再アップしました
» 絵本・ピクチャーブック
https://narda.thebase.in/categories/1326659
当時まったく無名だったデンマークのカイ・ニールセンが描いた、精緻な美しさをたたえるカラー挿絵13点が本書の魅力を高めている。
邦訳は、作家・翻訳家の岸田理生。装幀、宇野亜喜良。
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「妖精の特権は長生きできること。でも、一週間に一度は何かに変身しなくてはならず、そんなとき事故が起こりやすいので、妖精たちはたびたび変身事故で死ぬのです」
とはじまる表題作「ロザニー姫と浮気な王子さま」は、妖精の女王の座を自分のものにしようとする二人の妖精の力くらべの物語です。(略)
一人の妖精の名付け子の王子は、まるで光源氏のように美しく、次々と女の子たちに恋をしていくのですが、読んでいると「生きる」ということの哀しさ、はかなさがふとページの奥の闇から立ちのぼってきて、考えこんでしまうこともあったのです。
(「はじめに」岸田理生 より)
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◎Contents
ロザニー姫と浮気な王子さま
十二人の踊る姫君
笑わぬ男
ロシア皇后のすみれ
解説:荒俣宏
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:新書館
□date of issue:1981年 初版
□size:24.7x19cm
□page:93
□condition:経年なり・普通 カバー汚れ上部ヨレ
★商品写真を撮影し直し、再アップしました
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