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雪の断章(佐々木丸美 著)
1975年に発表された、佐々木丸美のデビュー作にして代表作と目される作品。幼くして両親を失い「孤児」となった少女・飛鳥は、数奇な運命に翻弄されながら、北海道の美しい自然のなかで大人への階段を上っていく ——。
70年代少女漫画の世界を彷彿とさせる、過剰なまでの物語性、詩的な情景描写、濃厚な心理描写によって、最後の一行まで、息つくひまなく読者を運んで行く。1985年に、相米慎二監督・斉藤由貴主演で映画化されている。
さまざまな登場人物の人生が交差する群像劇として描かれており、そのスピンオフのような形で書かれた『忘れな草』『花嫁人形』『風花の里』へと続く四部作の端緒を開く作品となっている。
熱烈なファンを獲得しながら、80年代半ばに筆を折り、幻の作家となった著者は、2005年に急逝する。本書は、その早すぎる死を惜しむ声に応えて復刊された文庫版。
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迷子になった五歳の孤児・飛鳥は親切な青年に救われる。二年後、引き取られた家での虐めに耐えかねて逃げ出した飛鳥に手を伸べ、手元に引き取ったのも、かの青年・滝杷祐也だった。飛鳥の頑なな心は、祐也や周囲の人々との交流を経て徐々に変化してゆくが……。
(カバー裏説明文より)
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ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:創元推理文庫
□date of issue:2019年 17刷(2008年 初版)
□size:15x10.5cm
□page:429
□condition:経年なり・良好
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
70年代少女漫画の世界を彷彿とさせる、過剰なまでの物語性、詩的な情景描写、濃厚な心理描写によって、最後の一行まで、息つくひまなく読者を運んで行く。1985年に、相米慎二監督・斉藤由貴主演で映画化されている。
さまざまな登場人物の人生が交差する群像劇として描かれており、そのスピンオフのような形で書かれた『忘れな草』『花嫁人形』『風花の里』へと続く四部作の端緒を開く作品となっている。
熱烈なファンを獲得しながら、80年代半ばに筆を折り、幻の作家となった著者は、2005年に急逝する。本書は、その早すぎる死を惜しむ声に応えて復刊された文庫版。
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迷子になった五歳の孤児・飛鳥は親切な青年に救われる。二年後、引き取られた家での虐めに耐えかねて逃げ出した飛鳥に手を伸べ、手元に引き取ったのも、かの青年・滝杷祐也だった。飛鳥の頑なな心は、祐也や周囲の人々との交流を経て徐々に変化してゆくが……。
(カバー裏説明文より)
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ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:創元推理文庫
□date of issue:2019年 17刷(2008年 初版)
□size:15x10.5cm
□page:429
□condition:経年なり・良好
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