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ふるさと隅田川(幸田文 著、金井景子 編)
幼少期から成人するまで「向島」、嫁ぎ先の「新川」、作家になって休筆してからの「柳橋」。人生に三度、隅田川のほとりに居を構えた幸田文が、「川」と暮らし、そして「水」と生きとし生けるものとの関わりについて綴ったエッセイ集。
『幸田文全集』(岩波書店刊)から選りすぐった作品を編んだ、オリジナル文庫。カバーデザイン、金田理恵。
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川べりに三度も住んだが、改めて思えば私は、川のことを殆ど知ってはいない。ただ、川の水はからだの芯へしみこんでいるようだ。だから、あんなに汚れて臭くても、私はあの川をいとしく思う。
(「川すじの思い」より)
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◎Contents
第1章 育む水
川すじの思い / 川と山のにおい / 地がね ほか
第2章 暮らしの水
水辺行事 / 廃園 / 蓮池のふるさと ほか
第3章 海への憧れ
夕日と鮭 / 鯨とり / 濡れた男 ほか
第4章 暴ぶる水
二百十日 / 川の家具 / 地しばりの思い出 ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:ちくま文庫
□date of issue:2004年 2刷(2001年 初版)
□size:15x11.2cm
□page:232
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ 背薄ヤケ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
『幸田文全集』(岩波書店刊)から選りすぐった作品を編んだ、オリジナル文庫。カバーデザイン、金田理恵。
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川べりに三度も住んだが、改めて思えば私は、川のことを殆ど知ってはいない。ただ、川の水はからだの芯へしみこんでいるようだ。だから、あんなに汚れて臭くても、私はあの川をいとしく思う。
(「川すじの思い」より)
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◎Contents
第1章 育む水
川すじの思い / 川と山のにおい / 地がね ほか
第2章 暮らしの水
水辺行事 / 廃園 / 蓮池のふるさと ほか
第3章 海への憧れ
夕日と鮭 / 鯨とり / 濡れた男 ほか
第4章 暴ぶる水
二百十日 / 川の家具 / 地しばりの思い出 ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:ちくま文庫
□date of issue:2004年 2刷(2001年 初版)
□size:15x11.2cm
□page:232
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ 背薄ヤケ
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