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湯ぶねに落ちた猫(吉行理恵 著、小島千加子 編)
2006年に急逝した著者のそばに、そしてその作品の中には、いつも愛すべき猫たちがいた…。
大切な猫、才能豊かな家族、耽読した作家や詩人たちを題材にした随筆群を中心に、詩一篇、小説二篇、作家・河野多恵子への書簡五通を加えて編んだ、文庫オリジナル作品集。
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雲、蜻蛉、猫の名前である。「蜻蛉はすこし離れた場所に座り、邪気のない目でそっと見ていた。薄い緑に茶の線が交差した蜻蛉の翅のような目差しだった。彼女は部屋の中の一番静かな場所で息を引き取った。干潮の刻だった」と微妙な独特の距離感で猫を映し出す。(カバー裏紹介文より)
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◎Contents
〈詩〉流れ星
〈随筆〉猫・ねこ・ネコ / 記憶の小道 / 旅・読書・詩人たち / 家族と私のこと
〈小説〉小さな貴婦人 / 黄色い猫
解説・カバー画:浅生ハルミン
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:ちくま文庫
□date of issue:2008年 初版
□size:15.4x10.8cm
□page:366
□condition:経年なり・良好
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
大切な猫、才能豊かな家族、耽読した作家や詩人たちを題材にした随筆群を中心に、詩一篇、小説二篇、作家・河野多恵子への書簡五通を加えて編んだ、文庫オリジナル作品集。
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雲、蜻蛉、猫の名前である。「蜻蛉はすこし離れた場所に座り、邪気のない目でそっと見ていた。薄い緑に茶の線が交差した蜻蛉の翅のような目差しだった。彼女は部屋の中の一番静かな場所で息を引き取った。干潮の刻だった」と微妙な独特の距離感で猫を映し出す。(カバー裏紹介文より)
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◎Contents
〈詩〉流れ星
〈随筆〉猫・ねこ・ネコ / 記憶の小道 / 旅・読書・詩人たち / 家族と私のこと
〈小説〉小さな貴婦人 / 黄色い猫
解説・カバー画:浅生ハルミン
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:ちくま文庫
□date of issue:2008年 初版
□size:15.4x10.8cm
□page:366
□condition:経年なり・良好
» 随筆・エッセイ
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