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底のぬけた柄杓 - 憂愁の俳人たち(吉屋信子 著)

底のぬけた柄杓 - 憂愁の俳人たち(吉屋信子 著)
高浜虚子に師事し、俳人としての顔も持つ吉屋信子が、それぞれに苦難の道を歩んだ十一人の俳人たちを取り上げ、その人生と作品に迫る評伝集(単行本・1964年刊)の文庫版。カバー装画・堀文子。

初暦知らぬ月日の美しく 吉屋信子
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吉屋さんに依って此所に取り上げられた十一人の俳人の中で、一応幸福な臨終だったと思われるものは村上鬼城と安藤兄弟の兄の赤舟だけで、他の九人の殆どは悲惨な、或は不幸な死を遂げている。吉屋さんとしては書かずにいられなかった、実名小説のようなものでもあったかと思われる。(解説・石塚友二 より)
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◎Contents
私の見なかった人:杉田久女
墨堤に消ゆ:富田木歩
一身味方なし:岡本松浜
つゆ女伝:渡辺つゆ女
底のぬけた柄杓:尾崎放哉
月から来た男:高橋鏡太郎
河内楼の兄弟:安藤赤舟・林蟲
岡崎えん女の一生:岡崎えん
救世軍士官:石島雉子郎
盲犬:村上鬼城

絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:朝日新聞社
□date of issue:1979年 初版
□size:14.8x10.6cm
□page:226
□condition:経年なり・普通 三方ヤケ スレ汚れ傷み 背ヤケ

» 評伝・ノンフィクション
https://narda.thebase.in/categories/1326666
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