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ハイカラ食いしんぼう記(三宅艶子 著、東郷青児 カバー画、佐野繁次郎 挿画)
著者の三宅艶子は、昆虫学者・三宅恒方と作家・三宅やす子の娘で、最初の夫はシュルレアリスム画家の阿部金剛。西村伊作、与謝野晶子・鉄幹らによって創設された文化学院で学び、進取の気風をもったモダンガールとして育ちました。
戦前の東京で西洋料理とともに育った著者が、物ごころついてからの味の記憶をたどる。カバーを東郷青児、扉を親交の深かった佐野繁次郎の絵で飾る、「ハイカラ」な香りに満ちた随筆集。
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ふとした時に、あ、これはいつかどこかで知っていた匂い、と気がつくことがある。その時忘れていたような昔のことが眼の前に拡がって来て、いま「あ」と思った原因にたどりつく。匂いと同じように、味も舌に伝わった感覚がさまざまの映像や想いを呼び覚ます。味と匂いは一緒のことなのだろうか。(「あとがき」より)
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◎Contents
第1章 震災まで 1915〜1923
初めてのレストラン、オートミールの朝ごはん……
第2章 文化学院の頃 1923〜1928
カフェー・オザワ、食堂車のこと……
第3章 結婚式まで 1929
モナミ、資生堂のビーフステーキ……
第4章 ある時代の終り 1930〜1938
富士アイス、韃靼ステーキ……
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:中公文庫
□date of issue:1984年 初版
□size:15x10.4cm
□page: 265
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ
カバー上端ヨレ 背当たり
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
戦前の東京で西洋料理とともに育った著者が、物ごころついてからの味の記憶をたどる。カバーを東郷青児、扉を親交の深かった佐野繁次郎の絵で飾る、「ハイカラ」な香りに満ちた随筆集。
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ふとした時に、あ、これはいつかどこかで知っていた匂い、と気がつくことがある。その時忘れていたような昔のことが眼の前に拡がって来て、いま「あ」と思った原因にたどりつく。匂いと同じように、味も舌に伝わった感覚がさまざまの映像や想いを呼び覚ます。味と匂いは一緒のことなのだろうか。(「あとがき」より)
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◎Contents
第1章 震災まで 1915〜1923
初めてのレストラン、オートミールの朝ごはん……
第2章 文化学院の頃 1923〜1928
カフェー・オザワ、食堂車のこと……
第3章 結婚式まで 1929
モナミ、資生堂のビーフステーキ……
第4章 ある時代の終り 1930〜1938
富士アイス、韃靼ステーキ……
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:中公文庫
□date of issue:1984年 初版
□size:15x10.4cm
□page: 265
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ
カバー上端ヨレ 背当たり
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