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檀流クッキング入門日記(檀晴子 著、黒田征太郎 装画、長友啓典 挿画)
檀一雄の長男・太郎と東京芸大在学中に結婚し、学生兼主婦となった壇晴子。義父から「檀流クッキング」の直伝・薫陶を受け、料理することの面白さに目覚めてゆく日々を、みずみずしい文章で書き記したエッセイ集。1978年に刊行された単行本の文庫版。
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学生の身で所帯を持ったので、昼間は学校に行って一応オベンキョウをしていました。その学校に、舅から電話がかかってきたことがあります。「客がたくさん来てまーす。スミマセーン。急いで帰って来て、手伝って下さーい」
大変な家に嫁に来ちゃったナ、と思いました。でもこの大変の中で、私は知らず知らずのうちに、食べることの楽しさ、愉快さを教えてもらっていたのです。(あとがき より)
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ある日義父はサクラ肉を買うといって家を出たまま行方不明。ところが三日後に伊那からタルタル ステーキの材料を山ほど持ってご帰還という不思議な家庭…。楽しむために食べ、食べるために生きる家庭に嫁いだおヨメさんの驚きや失敗の日々。料理すること、食べることの尽きない楽しみを天衣無縫の語り口で綴るクッキングエッセイの名作。解説、増田れい子。(カバー裏紹介文 より)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:集英社
□date of issue:1983年 初版
□size:15.4x10.8cm
□page:298
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
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学生の身で所帯を持ったので、昼間は学校に行って一応オベンキョウをしていました。その学校に、舅から電話がかかってきたことがあります。「客がたくさん来てまーす。スミマセーン。急いで帰って来て、手伝って下さーい」
大変な家に嫁に来ちゃったナ、と思いました。でもこの大変の中で、私は知らず知らずのうちに、食べることの楽しさ、愉快さを教えてもらっていたのです。(あとがき より)
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ある日義父はサクラ肉を買うといって家を出たまま行方不明。ところが三日後に伊那からタルタル ステーキの材料を山ほど持ってご帰還という不思議な家庭…。楽しむために食べ、食べるために生きる家庭に嫁いだおヨメさんの驚きや失敗の日々。料理すること、食べることの尽きない楽しみを天衣無縫の語り口で綴るクッキングエッセイの名作。解説、増田れい子。(カバー裏紹介文 より)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:集英社
□date of issue:1983年 初版
□size:15.4x10.8cm
□page:298
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ
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