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草原のふるさと(藤原てい著、藤田ミラノ 装画、丸山ひでゆき 挿絵)- 女学生の友 1961年5月号付録
『女学生の友』は、1950年に学習雑誌として創刊され、総合的な少女雑誌へと変わっていった月刊誌。1960年代には、このような別冊付録がつけられていました。
2段組みで、付録とは思えない読み応えのある一冊。ロシア人を父に持つ少女が、戦後の苦境の中で同級生の友情に支えられながら、けなげに生きる姿を描く長編小説です。
表紙を描いている藤田ミラノは、戦後復興期の少女たちを熱狂させた抒情画家。1974年にパリに渡り、童画やピエロの絵でヨーロッパの人たちを魅了しています。
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(この小説のヒロインゆきは)終戦で母とふたりで満州からひきあげてきて、貧しい生活と戦いながら、彼地のどこかに生きているかもしれない父を思い、また会える日を待ちわびています。私はゆきのそんな生き方を通して、もう戦争は二度と起きてはならない、そういう願いをこめてこの小説を書きました。(作者のことば より)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:小学館
□date of issue:1961年
□size:14.6x10.2cm
□page:128
□condition:経年なり・可 ヤケスレ汚れ傷み 表紙 裏表紙 破れ切れ 背 破れ剥がれ
» ビジュアル文庫・豆本
https://narda.thebase.in/categories/1608301
2段組みで、付録とは思えない読み応えのある一冊。ロシア人を父に持つ少女が、戦後の苦境の中で同級生の友情に支えられながら、けなげに生きる姿を描く長編小説です。
表紙を描いている藤田ミラノは、戦後復興期の少女たちを熱狂させた抒情画家。1974年にパリに渡り、童画やピエロの絵でヨーロッパの人たちを魅了しています。
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(この小説のヒロインゆきは)終戦で母とふたりで満州からひきあげてきて、貧しい生活と戦いながら、彼地のどこかに生きているかもしれない父を思い、また会える日を待ちわびています。私はゆきのそんな生き方を通して、もう戦争は二度と起きてはならない、そういう願いをこめてこの小説を書きました。(作者のことば より)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:小学館
□date of issue:1961年
□size:14.6x10.2cm
□page:128
□condition:経年なり・可 ヤケスレ汚れ傷み 表紙 裏表紙 破れ切れ 背 破れ剥がれ
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