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幸田文 台所帖(青木 玉 編)- 幸田文の言葉 2

幸田文 台所帖(青木 玉 編)- 幸田文の言葉 2
幸田文の遺した随筆を「衣食住」3つのテーマに分けて、実娘・青木玉によって編まれた選集「幸田文の言葉」の第2巻。装幀は、クラフト・エヴィング商會。

本書は、16歳から台所をまかされ、一度たりとも父・露伴の食卓をおそろかにしなかった幸田文による、食に関する随筆40篇、対談1篇「食は一生もの」(辻嘉一/幸田文)、小説1篇「台所のおと」を収録しています。
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かぞえていまさらながら、その年数におどろく。台所へたちはじめてから、四十八年になる。かぞえ十四歳から手伝いをはじめ、十六歳にはもういっぱしにお惣菜をきりもりし、以来ずっと今日まで。
(中略)
人の心も、公開のような、密室のような、あやしいからくりでできていると思う。台所で私はどんな気で作業していたか。(「台所」より)

ハードカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:平凡社
□date of issue:2009年 初版
□size:19x13.4cm
□page:256
□condition:経年なり・良好 カバー小当たり

» 随筆・エッセイ
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