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初旅(林芙美子 著、佐野繁次郎 装幀)
戦前の昭和16年に刊行された、林芙美子の短編集。表題作「初旅」ほか、12篇を収録しています。
表題作「初旅」は、卒業後の結婚を前にした、17歳の女学生愛子の揺れ動くこころを描いた小品。その他の短篇も、市井の暮らしのひとこまを描いたものが多く、太平洋戦争前夜の「普通の日々」を垣間見る思いがします。
独特の手書き文字や素描に魅せられて、蒐集している愛好家も多い、佐野繁次郎の装幀本。前作の短編集「魚介」とは出版社が異なりますが、装画のモチーフ、タイトルの配置が共通しており、まるで姉妹のような本に仕立てられています。
◎収録作品
初旅/黯爾/怖ろしき日/梅雨/みれん/追憶/浅草暮し/おつね/小間使の言ひ分/獨身者の風/無名作家R氏の辯/姉の日記
小説
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:實業之日本社
□date of issue:1941年 初版
□size:18.4x13cm
□page:350
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み 表紙カバー背上部切れ カバー裏見返しに古書店の貼札
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
表題作「初旅」は、卒業後の結婚を前にした、17歳の女学生愛子の揺れ動くこころを描いた小品。その他の短篇も、市井の暮らしのひとこまを描いたものが多く、太平洋戦争前夜の「普通の日々」を垣間見る思いがします。
独特の手書き文字や素描に魅せられて、蒐集している愛好家も多い、佐野繁次郎の装幀本。前作の短編集「魚介」とは出版社が異なりますが、装画のモチーフ、タイトルの配置が共通しており、まるで姉妹のような本に仕立てられています。
◎収録作品
初旅/黯爾/怖ろしき日/梅雨/みれん/追憶/浅草暮し/おつね/小間使の言ひ分/獨身者の風/無名作家R氏の辯/姉の日記
小説
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:實業之日本社
□date of issue:1941年 初版
□size:18.4x13cm
□page:350
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み 表紙カバー背上部切れ カバー裏見返しに古書店の貼札
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