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アンソロジー おべんとう(武田百合子、金井美恵子、獅子文六ほか、写真:阿部了)

アンソロジー おべんとう(武田百合子、金井美恵子、獅子文六ほか、写真:阿部了)
「記憶のなかのお弁当」「おんなのお弁当」「ふれあうお弁当」「おとこの弁当」「だれかを思うお弁当」「おにぎり・おむすび弁当」「移動するお弁当」の7章からなる、お弁当に関するエッセイ41篇をぎっしり詰めた、アンソロジー。帯にある「ひとのお弁当は、いつも気になる」という惹句に思わずうなずいてしまう人に。漫画ユニット泉昌之のデビュー作「夜行」(「ガロ」1981年)掲載。

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あの人はKさんのお弁当を届けにくるナントカおいらん。Kさんちは大門の中のお女郎屋さんだ。と事情通の友達が教えてくれた。「食べ」の日、その話をすると「ああ、よっぽど大人しい人なんだねえ、きっと。お女郎さんは、ふつう滅多に一人で外へは出られないもんだよ。逃げられないように、帯も締めさせないんだ」と、火鉢の向こうで、おばあさんは言った。
(「お弁当」武田百合子より)

ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:パルコ出版
□date of issue:2013年 初版
□size:18.6x12.8cm
□page:247
□condition:経年なり・良好

» 随筆・エッセイ
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