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季刊銀花 60号「特集:緣起菓子 / 上村松篁・淳之 / 信二郎・浩太郎の曽根崎心中」
『銀花』は、1967年に『ミセス』から派生した文化誌として創刊。1970年に杉浦康平のアートディレクションによって新創刊し、2010年まで刊行された。
毎回、「特集」を深く掘り下げ、ダブル表紙の緻密なアートワークでイメージ化を図っていた。
特集① 緣起菓子 繪草紙:
祝い事や、悲しみ事に彩りをそえる「縁起菓子」。神や仏と、平穏を願う人々とを結ぶ、愛らしいお菓子の数々を紹介。
特集② 日本画家 上村松篁・淳之─鳥との交情:
奈良郊外の広大な館で、鳥と心を交わしながら独自の画境をきり拓く上村松篁・淳之の世界を紹介する。
特集③ 歌舞伎第四世代旗揚=信二郎・浩太郎の「曽根崎心中」:
画家・岡田嘉夫の演出、歌舞伎界新世代の顔合わせによって生まれた、斬新な「曽根崎心中」の舞台を紹介。
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「眉はもっと高く、紅はぼかしを入れないでくっきりと」演出家の声が飛ぶ。日ごろの舞台化粧とはいささか違う顔作りに戸惑いを訴える役者。創造の志と伝統の技がせめぎ、高め、現代にそう歌舞伎の美を模索する。
(「信二郎・浩太郎の「曽根崎心中」 より)
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◎Contents
特集① 緣起菓子 繪草紙
神々との小さな証をもとめて(千代芳子)
特集② 日本画家 上村松篁・淳之─鳥との交情
唳禽荘二代、鳥と絵と人を語る(上村松篁・淳之)
特集③ 歌舞伎第四世代旗揚=信二郎・浩太郎の「曽根崎心中」
蕾の花の曽根崎心中(小山観翁)
常滑の急須(山田常山)
秘かな楽しみ──古典図鑑本の装幀(亀倉雄策)
蘇った花蝶図鑑=亀倉雄策・遊びの装本
不屈記(花岡大学)
ことば一期一会──「けさひらく言葉」より(塚本邦雄)
山国のワークショップ──美麻文化センター・遊学舎
アジアの図像世界・第二回 日月饗応
南からの低気圧──とおりすぎていく風のなかで(写真と文・椎名誠)
東京 おもかげ画帖(画・酒井不二雄、詩・吉岡治)
日本の大切なきもののための遺書(村林益子)
建築ロマネスク──幻想動物の棲む館
古家住まいの幻想動物(藤森照信)
[書物巡礼記]うたたねの夢(森本哲郎)
[書物随筆]語りやめることのない客人たち(木島始)
有楽町「爐端」
お江戸柴又小物づくり
[小さい旅]初雪、野沢菜、湯の煙
[銀花萌芽帖]銀花薫章=市川崑氏
眼福=加賀・山代温泉「白銀屋」と魯山人
耳袋=いにしえを今に奏でる音創人
口福=ビストロ・ド・ヤタイ 酔巴里
蒐福=全国から集まった〝紙の宝石〟
銀花子参上=奈良の本屋 豊住謹一さん・勝郎さん
星屑籠
書物雑記
読者からの手紙
季刊「銀花」既刊の紹介
むだ書き
絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:文化出版局
□date of issue:1984年
□size:25.8x18.2cm
□page:196
□condition:経年なり・普通 表紙ヤケスレ汚れ傷み 開き癖折れ目
» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
毎回、「特集」を深く掘り下げ、ダブル表紙の緻密なアートワークでイメージ化を図っていた。
特集① 緣起菓子 繪草紙:
祝い事や、悲しみ事に彩りをそえる「縁起菓子」。神や仏と、平穏を願う人々とを結ぶ、愛らしいお菓子の数々を紹介。
特集② 日本画家 上村松篁・淳之─鳥との交情:
奈良郊外の広大な館で、鳥と心を交わしながら独自の画境をきり拓く上村松篁・淳之の世界を紹介する。
特集③ 歌舞伎第四世代旗揚=信二郎・浩太郎の「曽根崎心中」:
画家・岡田嘉夫の演出、歌舞伎界新世代の顔合わせによって生まれた、斬新な「曽根崎心中」の舞台を紹介。
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「眉はもっと高く、紅はぼかしを入れないでくっきりと」演出家の声が飛ぶ。日ごろの舞台化粧とはいささか違う顔作りに戸惑いを訴える役者。創造の志と伝統の技がせめぎ、高め、現代にそう歌舞伎の美を模索する。
(「信二郎・浩太郎の「曽根崎心中」 より)
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◎Contents
特集① 緣起菓子 繪草紙
神々との小さな証をもとめて(千代芳子)
特集② 日本画家 上村松篁・淳之─鳥との交情
唳禽荘二代、鳥と絵と人を語る(上村松篁・淳之)
特集③ 歌舞伎第四世代旗揚=信二郎・浩太郎の「曽根崎心中」
蕾の花の曽根崎心中(小山観翁)
常滑の急須(山田常山)
秘かな楽しみ──古典図鑑本の装幀(亀倉雄策)
蘇った花蝶図鑑=亀倉雄策・遊びの装本
不屈記(花岡大学)
ことば一期一会──「けさひらく言葉」より(塚本邦雄)
山国のワークショップ──美麻文化センター・遊学舎
アジアの図像世界・第二回 日月饗応
南からの低気圧──とおりすぎていく風のなかで(写真と文・椎名誠)
東京 おもかげ画帖(画・酒井不二雄、詩・吉岡治)
日本の大切なきもののための遺書(村林益子)
建築ロマネスク──幻想動物の棲む館
古家住まいの幻想動物(藤森照信)
[書物巡礼記]うたたねの夢(森本哲郎)
[書物随筆]語りやめることのない客人たち(木島始)
有楽町「爐端」
お江戸柴又小物づくり
[小さい旅]初雪、野沢菜、湯の煙
[銀花萌芽帖]銀花薫章=市川崑氏
眼福=加賀・山代温泉「白銀屋」と魯山人
耳袋=いにしえを今に奏でる音創人
口福=ビストロ・ド・ヤタイ 酔巴里
蒐福=全国から集まった〝紙の宝石〟
銀花子参上=奈良の本屋 豊住謹一さん・勝郎さん
星屑籠
書物雑記
読者からの手紙
季刊「銀花」既刊の紹介
むだ書き
絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:文化出版局
□date of issue:1984年
□size:25.8x18.2cm
□page:196
□condition:経年なり・普通 表紙ヤケスレ汚れ傷み 開き癖折れ目
» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
