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季刊銀花 55号「特集:加賀の國=暮しに息づく朱と金 / 祈りの料理 / 花紋祈り」

季刊銀花 55号「特集:加賀の國=暮しに息づく朱と金 / 祈りの料理 / 花紋祈り」
『銀花』は、1967年に『ミセス』から派生した文化誌として創刊。1970年に杉浦康平のアートディレクションによって新創刊し、2010年まで刊行された。

毎回、2つの「特集」を深く掘り下げ、ダブル表紙の緻密なアートワークでイメージ化を図っていた。

特集① 加賀の國=暮しに息づく朱と金:
三百年に及ぶ前田家の庇護のもとに発展した「加賀の國」の、朱と金に彩られた工芸品の数々を紹介。

特集② 祈りの料理=月心寺・村瀬明道尼:
39歳の時に交通事故で右手足の自由を失った月心寺庵主・村瀬明道尼の鮮烈な人生と、心尽しの精進料理を紹介。

「花紋祈り=九十翁が咲かせた紙の花」では、折り紙作家・内山光弘が考案し、柳宗理が賞賛した独創的な作品世界をクローズアップ。
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内山さんの創作の花紋折りは、古来の折り紙から一歩抜き出て、新鮮な現代的表現となって展開されました。それはすこぶるモダーンであり、しかも日本の伝統的姿を失うことなしに開花したわけです。

(「内山光弘さんと花紋折り」柳宗理 より)
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◎Contents
特集① 加賀の國=暮しに息づく朱と金
 加賀人の心に棲む色─朱の壁と金箔の町(千代芳子)
 金沢そぞろ歩き
特集② 祈りの料理=月心寺・村瀬明道尼
 月心寺つれづれ─私と仏教・人生・料理(月心寺主 村瀬明道尼)
 庵主さんを語る(楳茂都梅衣、市川門之助、永六輔)

花紋祈り=九十翁が咲かせた紙の花(作・内山光弘)
 内山光弘さんと花紋折り(柳宗理)
越の花三百六十五日・助田茂蔵 
山の眼鏡橋
肥後 虹の橋(沢渡歩)
鎌倉や夕顔の花誘う宵中村嘉葎雄酒きこし召す
嘉葎雄独演
ねがい(服部弘)
[花道登場]明日の歌舞伎の花に 中村信二郎(天野道映)
加州仏国土(版画・小田まゆみ)
キャベツの唄=小田まゆみの世界
サーカスへの郷愁(根津恭)
錦百彩 御神宝装束の小裂(遠藤武)
伊勢神宮装束裂はりまぜ屏風
日本の伝統文化を支える人
北の詩人たち
寿岳文章「向日庵私版」
なぜ向日庵私版を復興しないか(寿岳文章)
本の話(寿岳文章)
親たちの人生と向日庵本(寿岳章子)
[書物巡礼記]獅子老人の世界(森本哲郎)
[書物随筆]署名のある紙礫(谷澤永一)
銀花萌芽帖
書物雑記
工芸雑記(GINKA CRAFT NOTE)
[道楽散歩]東京の魚屋さんリポート
[小さい旅]榛名山と赤城山を望み、詩を口ずさみながら緑と光を浴びた前橋の旅
わしはやったるでえ(佐藤勝彦)
季刊「銀花」既刊の紹介
読者からの手紙
むだ書き

絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:文化出版局
□date of issue:1983年
□size:25.8x18.2cm
□page:200
□condition:経年なり・普通 表紙ヤケスレ汚れ傷み 開き癖折れ目

» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
¥1,000 SOLD OUT

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