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季刊銀花 44号「特集:文字繪=李朝の民画 / 結栞草」

季刊銀花 44号「特集:文字繪=李朝の民画 / 結栞草」
『銀花』は、1967年に『ミセス』から派生した文化誌として創刊。1970年に杉浦康平のアートディレクションによって新創刊し、2010年まで刊行された。

毎回、2つの「特集」を深く掘り下げ、ダブル表紙の緻密なアートワークでイメージ化を図っていた。

特集① 文字繪=李朝の民画:
李氏朝鮮時代の人々の生活空間を豊かに彩った「文字絵」の、独創的な世界を紹介。

特集② 結栞草:
いにしえから伝わる〝結び〟という営みにこめられた信仰的、呪術的な意味をときほぐす。

「ランプと花瓶」では、文化学園 服飾博物館コレクションからアール・ヌーボー時代の名品とともに、朝吹登水子のエッセイを掲載。
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文字絵は、李朝にかぎらず世界中に見られるが、それらのものと共通項を持ちつつなお李朝文字絵がユニークなのは、最後まで文字性、意味性をはらみつつ、限りなく絵画化していったところにあるといえよう。

(「文字と絵の輪廻図」李禹煥より)
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◎Contents
特集① 文字繪=李朝の民画
 文字と絵の輪廻図(李禹煥)
特集② 結栞草
 花結びの種々
 結びの花咲く国(額田巌)

茶と陶(語り・金津滋)
茶事に遊ばな──松江の紅雪会
紅雪会思いつくまま(金津滋)
筆匠・仿古堂思斉(榊莫山)
厠考
ランプと花瓶
 アール・ヌーボの花咲く頃(朝吹登水子)
詩集 血の色をした虹(佐藤義則)
供華の旅──雪と炎の紋章 村の記録者・佐藤義則(松永伍一)
[時のたゆたう小さな町]豊後森(佐渡歩)
本の修理師・細川福三さん
若山八十氏の孔版画
若山八十氏、人と作品(関野準一郎)
私の孔版技法(若山八十氏)
尾瀬沼愁歌=長蔵小屋主人夫妻の歌と人生
[書物随筆]署名のある紙礫(谷澤永一)
銀花萌芽帖
書物雑記
札幌の古本屋さん(下村保太郎)
お前は俺の先生だ=生井巌の墨絵修業
小さな森の音楽会=木曽福島にピエール・フルニエがやって来た!
八十キロの野菜を毎朝産地直送するかつぎやおばさん
季刊「銀花」既刊内容の紹介
読者からの手紙
むだ書き

絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:文化出版局
□date of issue:1980年
□size:25.8x18.2cm
□page:200
□condition:経年なり・普通 表紙ヤケスレ汚れ傷み

» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
¥1,000 SOLD OUT

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