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季刊銀花 41号「特集:京劇錦繍華苑 / 火炎浄土 / 嬉遊の画帖 前川千帆」

季刊銀花 41号「特集:京劇錦繍華苑 / 火炎浄土 / 嬉遊の画帖 前川千帆」
『銀花』は、1967年に『ミセス』から派生した文化誌として創刊。1970年に杉浦康平のアートディレクションによって新創刊し、2010年まで刊行された。

毎回、2つの「特集」を深く掘り下げ、ダブル表紙の緻密なアートワークでイメージ化を図っていた。

特集① 京劇錦繍華苑:
原色の布地を龍文様の刺繍で埋め尽くした「京劇」の華麗な衣裳をカラー写真で紹介。

特集② 火炎浄土=辻晴明と協の陶器:
東京郊外で古式による焼締め陶器を追求する、辻晴明・協夫妻の「火色の人生」を取材する。

「嬉遊の画帖 前川千帆」では、独特なユーモアに満ちた画風で、大正から昭和期にかけて人気を博した版画家を紹介。『閑中閑本』と題された掌本シリーズの1冊が再現され、誌面に挟み込まれている。
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千帆さんの絵は優しい。千帆さんは野草が好きで、出湯が好きで、お菓子が好きで、それに子供が大好き。それがそのまま絵となって、見る人に親しく語りかけてくる。

(「嬉遊の画帖 前川千帆」より)
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◎Contents
特集① 京劇錦繍華苑(写真・富山治夫)
 戯装花籃(杉本正年・杉山太郎)
 優伶独白(金越し)
特集② 火炎浄土=辻晴明と協の陶器
 火色の陶芸火色の人生=辻晴明と協(海上雅臣)

手仕事の記録──竹
竹工芸──八木澤啓造さん
竹の記(室井綽)
前川千帆 嬉遊の画帖
『閑中閑本・抒情季節帖』
幻の閑中閑本「水滸伝・好漢帖」(今村秀太郎)
千帆さんの書評と小版画(坂本一敏)
千帆さんと私(志茂太郎)
坐れない座ぶとん(高見秋子)
高見順母堂の手仕事
鎚の仕事(真水悦子)
村の鍛冶屋
[小さい旅]信州・塩田平
詩集 白鳥(増田晃)
供華の旅──白鳥の化身 詩人・増田晃(松永伍一)
楽譜鑑賞
楽譜の話(皆川達夫)
蒐集家訪問記
蠧魚のたわごと(庄司浅水)
般若心経十二万三千巻を目ざして=岡野光夫さんの日々是好日
子供の遊び=江戸時代の絵本に見る(肥田晧三)
[書物随筆]署名のある紙礫(谷澤永一)
銀花萌芽帖
書物雑記
華僑 三把刀=人生を切り開いた三つの刀
[道楽散歩]浦安=漁師町の面影残す町
季刊「銀花」既刊内容の紹介
読者からの手紙
むだ書き

絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:文化出版局
□date of issue:1980年
□size:25.8x18.2cm
□page:212
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み

» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
¥1,000

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