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小さな愛の物語(串田孫一 著)
1967年に雑誌『婦人之友』に連載された「遠い街にて」に、「憂愁のノート」「夢からの目覚め」を加えて『小さな愛の物語』として上梓された幻想的な物語。
ほんとうに存在するのかどうか判然としない「遠い街」に住む、不思議な空気をまとった少女ナルダとの交流の日々の追想。ひそやかに交わされる言葉のひとつひとつが、胸の奥へとしみこんでくる。
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じきに消えてしまうのね、とナルダがいう。
しばらくのあいだ光っているようにはしないのね。
花火はすぐに消えるからきれいだと言って
みんなが悦ぶんだろう、きっと。
消えないといいなと思うからきれいなんでしょう?
(「遠い街にて ー 花火」より)
------------------------------------------
◎Contents
▶︎遠い街にて
夕映え
落葉
風見の鶏
石
視線
雪の夜の夢
貝売り
疑わしい意欲
手紙
独房
燕
雨上り
強風
一番星
曲馬団
小学校
裏道
寂しさ
刺
驟雨
花火
笛
駅
青い帽子
春蝉
芝草の上で
顔
常夜灯
猫
黒い行列
熱病
偽りの祈り
秋の空
写真
絵本
門
牧師
カナリヤ
石垣
手帖
鐘
報い
鎖
合唱
まばたき
坂道
遠ざかる街
記憶
▶︎憂愁のノート
過ぎた目
心の玩具
憂愁
地震
内緒話
踏切番
石段
漁火
白い馬
流れる苺
月の夜の峠
届かない手紙
傷ついた木
幼稚園
▶︎夢からの目覚め
雷雨
太陽の子供
紫の匂い
闇の中の犬
砂浜
冷たい死
典型
人間嫌い
孤独
天上に近い楽園
秘密
死の匂い
天の函
草刈鎌
貝殻
天国と地獄
繋船柱
カット:串田孫一
絶版または版元品切れ
ソフトカバー 函あり
□publisher: 番町書房
□date of issue:1967年 初版
□size:13.2x17.8cm
□page:253
□condition:経年なり・普通 函ヤケスレ汚れ
経年シミ(写真5枚目)
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
ほんとうに存在するのかどうか判然としない「遠い街」に住む、不思議な空気をまとった少女ナルダとの交流の日々の追想。ひそやかに交わされる言葉のひとつひとつが、胸の奥へとしみこんでくる。
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じきに消えてしまうのね、とナルダがいう。
しばらくのあいだ光っているようにはしないのね。
花火はすぐに消えるからきれいだと言って
みんなが悦ぶんだろう、きっと。
消えないといいなと思うからきれいなんでしょう?
(「遠い街にて ー 花火」より)
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◎Contents
▶︎遠い街にて
夕映え
落葉
風見の鶏
石
視線
雪の夜の夢
貝売り
疑わしい意欲
手紙
独房
燕
雨上り
強風
一番星
曲馬団
小学校
裏道
寂しさ
刺
驟雨
花火
笛
駅
青い帽子
春蝉
芝草の上で
顔
常夜灯
猫
黒い行列
熱病
偽りの祈り
秋の空
写真
絵本
門
牧師
カナリヤ
石垣
手帖
鐘
報い
鎖
合唱
まばたき
坂道
遠ざかる街
記憶
▶︎憂愁のノート
過ぎた目
心の玩具
憂愁
地震
内緒話
踏切番
石段
漁火
白い馬
流れる苺
月の夜の峠
届かない手紙
傷ついた木
幼稚園
▶︎夢からの目覚め
雷雨
太陽の子供
紫の匂い
闇の中の犬
砂浜
冷たい死
典型
人間嫌い
孤独
天上に近い楽園
秘密
死の匂い
天の函
草刈鎌
貝殻
天国と地獄
繋船柱
カット:串田孫一
絶版または版元品切れ
ソフトカバー 函あり
□publisher: 番町書房
□date of issue:1967年 初版
□size:13.2x17.8cm
□page:253
□condition:経年なり・普通 函ヤケスレ汚れ
経年シミ(写真5枚目)
» 小説
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