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未見坂(堀江敏幸 著)
山肌に沿い立ち並ぶ鉄塔の列、かつて移動スーパーだった裏庭のボンネットバス、ゆるやかに見え実は急な未見坂の長い道路……。
「尾名川」という架空の川の流域の町で、同じ風景を眺めて暮らす人々の、それぞれに異なる日常を描き出す。
谷崎賞・川端賞・木山捷平賞を受賞した名作『雪沼とその周辺』に連なる短篇小説集。
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信じていいのか悪いのか、そんな答えにほっとしつつ、あの日、あのとき自分が恥ずかしかったのは、よけいなものを見てしまったせいばかりではなかったかもしれないということに、とつぜん思い当たった。
それは、のぼっているつもりの坂道を気づいたら下っていたような、まったく予想もしない心の動きだった。つよく、激しい、胸の疼きだった。
(「未見坂」より)
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◎Contents
滑走路へ
苦い手
なつめ球
方向指示
戸の池一丁目
プリン
消毒液
未見坂
トンネルのおじさん
解説:小野正嗣
カバーオブジェ:三谷龍二
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:新潮文庫
□date of issue:2011年 初版
□size:15x10.5cm
□page:268
□condition:経年なり・良好
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
「尾名川」という架空の川の流域の町で、同じ風景を眺めて暮らす人々の、それぞれに異なる日常を描き出す。
谷崎賞・川端賞・木山捷平賞を受賞した名作『雪沼とその周辺』に連なる短篇小説集。
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信じていいのか悪いのか、そんな答えにほっとしつつ、あの日、あのとき自分が恥ずかしかったのは、よけいなものを見てしまったせいばかりではなかったかもしれないということに、とつぜん思い当たった。
それは、のぼっているつもりの坂道を気づいたら下っていたような、まったく予想もしない心の動きだった。つよく、激しい、胸の疼きだった。
(「未見坂」より)
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◎Contents
滑走路へ
苦い手
なつめ球
方向指示
戸の池一丁目
プリン
消毒液
未見坂
トンネルのおじさん
解説:小野正嗣
カバーオブジェ:三谷龍二
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:新潮文庫
□date of issue:2011年 初版
□size:15x10.5cm
□page:268
□condition:経年なり・良好
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