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ギリシア神話(串田孫一 著)

ギリシア神話(串田孫一 著)
オリュンポス山上の神の都とそこにいる十二の神々、愛の神エロスが恋をした話、大洪水で人間が死に絶え再び生まれ出ること、アポロンの投げた円盤が美少年ヒュアキントスを殺すこと……。

著者ならではの軽妙な語り口、稚気あふれる挿絵によって、ギリシア神話の世界へと読者をいざなう格好の入門書。
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ギリシア神話を教訓に利用しようなどと考える人がいたら、それはずいぶん滑稽なことで、そんなことを言ったら、オリュンポスの神々も、英雄も、たいがいは非道徳的な行動ばかりしている連中で、これほど悪いことを堂々と語った物語はないかもしれません。ですから私は、これからギリシア神話を書きますけれど、古くから語られ、書かれてきたように書こうと思います。(略)
それでは天地が生まれる前のところからはじめます。

(「はじめに」より)
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◎Contents
・世界が創造され、そこに生まれた神々がさっそく戦いはじめたこと
・オリュンポス山上の神の都と、そこにいる十二の神々
・オリオンが追いかけた七人の娘
・愛の神エロスが恋をした話
・人間の最初の女および火を盗んで岩につながれたプロメテウス
・愛の神エロスが恋をした話
・大洪水で人間が死に絶え再び生まれ出ること
・太陽神の車を借りて川に落ちたパエトンの話
・冥府へ行ったペルセポネ、あるいはこの世に四季が出来たいわれ
・アポロンの投げた円盤が美少年ヒュアキントスを殺すこと
・月の女神と羊飼の若者との月夜にふさわしい恋物語
・エロスをからかったアポロンがダプネを追いかけた話
・女神の涙から生まれた花
・昔はお喋りだったエコーとナルキッソスとの話
・アテナと機織の腕くらべをしたアラクネが神々の情事を織り出したこと
・蛇に耳を舐められた男の話
・勇士ペレロポンが天馬に跨って噴火獣を退治したこと
・ミダス王の耳はいかにして驢馬の耳になったか
・大蛇を退治して最後は自ら蛇に変身したカドモス
・ゼウスの股から生まれたディオニュソスとそれを崇拝する人々
・オイディプスが知らずに父を殺し、母を妻とするに至ったこと
・ペルセウスがメドゥサの首を切り、その後に起こった出来事
・金毛の羊皮 イアソンが修行をして山を下り、イオルコスの町へ行ったこと
・アルゴ号の航海とその途中で起こったさまざまの出来事
・いかにしてイアソンは金毛の羊皮を取ることができたか
・帰国後のイアソンとメディアのこと
・オルペウスの奏でる竪琴の音の優れた力と彼の悲しい生涯
・ヘラクレスは何故十二の仕事を課せられたか
・十二の仕事のその一つ一つ
・ヘラクレスの最期と、その後天上へ迎えられたこと
・猪狩りの勇者メレアグロスの運命
・テセウスがクレタ島の怪物ミノタウロスを退治した話

絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:旺文社文庫
□date of issue:1982年 初版
□size:15x11cm
□page:251
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み
三方ヤケ 小口シミ 

» 随筆・エッセイ
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¥900

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